こんにちは、ツネオキです。
春は運転免許を取って、実際に運転デビューする人も多いことでしょう。
筆者が免許を取ったのは、もう20年以上前ですが、やっぱり最初は緊張しましたね。私はミッション車でしたが、最近の方はほとんどオートマなんでしょうね。
ヒヤリとする経験をしないと上達しないこともありますが、やっぱり事故は避けたいですよね。
そんな初心者の方に、運転のポイントをまとめてみました。これを読んで、明日からの運転が少しでもリラックスして楽しいものになるといいですね。
目次
車の特徴を捉えておく
外観のサイズ感、タイヤが縁石に当たった位置で、どのくらい車が飛び出るか把握します。
また、後方サイドの窓が小さい車は死角が多いです。実際に座って見た景色と死角を見比べて注意しておきましょう。
シートポジションを調整する
左前のボンネットが少しでも見えると運転は楽です。
でも女性などでこの視界を気にしてなのか、異常にハンドルに近いシートポジションの方が見えます。これでは、急なハンドル操作や、ドアミラーを見る際も、顔を大きく振らないと見れないので危険です。
ハンドルを両手で回した際に、手が届く位置にシートを合わせましょう。
人によって、異常にハンドルから離れたポジションの人がいますが、これは間違いです。危険ですので真似ないように。
窮屈すぎず、手が離れてしまわない位置が適正です。
ルームミラー、ドアミラーを調整する
ルームミラーに荷物などが映り込み死角がないか確認します。できるだけ後方ガラス全面が見えるようにしましょう。
ドアミラーの設定は、好みが分かれます。
特に初心者の方に多いのは、左ドアミラーを下気味にすることです。バックで駐車する際などに白線がみえるようにしたいのですが、これは走行時は危険です。
運転時に必要な視界をしっかり確保できるようにした上で、駐車時などはその都度、角度調整しましょう。
慣れるまではひと手間必要なのです。カッコよくを意識するより安全第一です。
スマホはマナーモードでバックの中にしまう
これはものすごく大切です。SNSなどの通知が頻繁になるようだと気になってしまいます。
視界に入るところにおいてはなおさらです。気が散る要素は極力排除し、運転に集中できる環境を作りましょう。
エンジンスタートして出発
エンジンスタート前に、シフトレバーは「P」パーキングに入ってるか確認する。
ブレーキペダルを踏んで、エンジンスタート。
教習所では、エンジンキーを差して回すタイプだと思いますが、最近はキーフリーの車が主流になってきました。キーをダッシュボードに置いたりすると、キーを認識しない車もあるので、座席空間内に置くようにしましょう。
プッシュスタートの場合は、基本的に一度しっかり押し込めば、あとは自動でエンジンがかかるまでセルを回してくれます。(車種により設定が違う場合もあります)
エンジンがかかったら、サイドブレーキを解除しましょう。
シフトレバーを「D」ドライブに変速したら、ブレーキペダルから足を離して出発です。
ここまでの、一連の手順を、自分なりにワンパターンで統一すると、頭で考えなくても体が自然と動くようになりますよ。
煽られたら焦ってパニックになる
初心者の方がされると嫌なことは、後ろから煽られることですよね。
初心者マークを付けるのは当然ですが、それでもお構いなしで接近してくる人がいます。そんな時にどう対処するか?
必要以上にバックミラーを見ない。
後ろに気を取られすぎて事故をしてしまうケースが考えられます。片側一車線なら道を譲ることもできません。気にするべきはご自分の進む道。前方に注意して運転しましょう。
悪質な煽り運転の場合は、コンビニでも寄って一息入れましょう。
交差点への侵入時
交差点に入ってから、左右を確認するのではなく、事前に想定される危険を予測して確認しよう。
カーブミラーは死角を補うための補助です。最後はしっかり目視確認する。
信号がなかったり、止まれの標識がないところも多いです。運転に慣れてきたころが一番危ないです。大抵の事故はいつも走っている道路で起っています。急ぐことが無いよう、身支度を早めに済ませて、10分前行動で余裕をもってドライブしましょう。
危険が潜んでいるのは、カーブがある交差点
侵入した交差する道路にカーブがあると、相手の車が自車を認識していないことがあります。注意しましょう。
車間距離は取りたいだけ取っていい
「車間距離を開けすぎていると、後ろの人に迷惑になる」など気にされる方は結構いると思いますが、後ろの人に配慮する余裕があったら、前方注意です。
車間距離をどれだけとるべきかは、状況によりマチマチです。前の車が大型車で視界が遮られるなら、普段より余裕を持ったほうがいいです。
車間距離を開けすぎると割り込まれると考える人もいますが、割り込まれてもいいのです。
どうぞ道を譲って、広い心でゆとりをもって運転してください。
左折時の注意
教習所で習っている通りです。
左後方のバイク、自転車と歩道の歩行者等に十分注意が必要です。
あと、斜めに曲がろうとすると左リアドアの下あたりを擦ります。思わぬ障害物があったりするので注意が必要です。
「左リアドアの下」、「左リアタイヤの前あたり」は定番のぶつけるポイントです。
熟練ドライバーでも良くぶつけていますので、ここを無傷で1年走ってくださいね。
右折時の注意
白線が導くラインに従って右折する。
よく、手前から斜めに右折する車を見かけますが、これは大変危険です。マネしないように注意しましょう。
信号での止まるタイミングは、黄色です。
黄色でアクセル踏み込まないで下さいね。急ブレーキにならないよう、ゆっくりとブレーキを踏み込み、止まる直前は、力を抜くぐらいがちょうどいいと思います。
止まる際は、後方の車両にも注意が必要です。信号の変わり目は、後ろの車が急いでいると接近してきます。
ですから、早めに「私は止まりますよ」という意思を示すために減速しましょう。
駐車時の注意点
最近はバックカメラやパノラマカメラ付きの車も多いから助かりますね。
でもカメラの画面ばかり見ていると思わぬところをぶつけます。
実際、バックカメラ付近をぶつけて修理に出す方もいます。カメラに写っていない死角があることを忘れずに、自分の目で見て確認しましょう。
最初のうちは駐車に自信がないでしょうから、遠くの空いている場所に止めましょうね。
店から道に出るときの注意点
出会い頭の車同士の事故は当然注意が必要です。
もう一つ注意が必要なのが、歩行者と自転車です。
特に自転車はスピードがありますから知らぬ間に接近しています。
さらに自転車の運転手がスマホやイヤホンで音楽を聴いていると、あなたに気づいていないかもしれません。
歩行者とはアイコンタクトと手振りで合図しよう。
歩行者がいる時は、基本的に譲るのがマナーですが、歩行者の方が待ってくれるケースも多いです。
お互い先の危険を予測して譲り合いになったりしますが、この時に意思の疎通が合わないと危険です。
歩行者の方の目をしっかり見て、手で合図をしてあげるなど自分の意思を明確に伝えましょう。
ライトの点灯は早めに
最近はオートライトの車もありますが、オートに頼りすぎず自分で必要な時はスイッチをオンしましょう。
夕方は一番危険な時間帯といわれます。
薄暗くなってくると、景色とアスファルトに対向車や人が同化して見えにくくなることがあります。
反対を言えば、相手から自分が見えていないということにもなります。
早めに点灯して下さい。周りのドライバーがつけているかどうかは関係ありません。
雨の日などは昼間でもライトが必要なことがあります。
ライトの点灯が必要だと思ったら迷わず点灯しましょう。
初心者の味方、ドライブレコーダーを付ける
ショッピングモールなどの駐車場は危険がいっぱい
公道でない駐車場での事故は、基本的に互いに不注意となり相手が悪いと思っても、五分五分の過失割合になることが多いです。
ドライブレコーダーがあると撮影された動画が証拠で、自分に過失がないことが認められることもあります。
ですから、ドライブレコーダーを付けることをお勧めします。
後方カメラ付きもありますから、煽り運転への抑止力にもなります。
車のメンテナンスも忘れずに
エンジンオイルの交換を知らずに、新車を3年でエンジン載せ替えに。
エンジンオイルは走った分だけ汚れます。また、走らなくても劣化していきます。
エンジンオイルの種類にもよりますが、3,000km~5,000km又は半年に1回は交換しましょう。
また、オイルの不純物を取り除いてくれる、オイルフィルターもオイル交換2回に1回は交換しましょうね。
タイヤの空気圧は車の運動性能を左右する
車と路面をつないでいるのはタイヤだけです。
タイヤの空気圧は走らなくても放っておくと減っていきます。
最低でもオイル交換時に必ず、タイヤ空気圧の調整もお願いするようにしましょう。
適正な空気圧がタイヤを長持ちさせますし、ブレーキやコーナーリングなど運動性能を正確に発揮してくれます。
ワイパーラバーは、亀裂が入ったり、ふき取りが悪くなれば早めに交換
最近は、ゲリラ豪雨がよくあります。
雨の日の視界確保は最重要です。
そんな時ワイパーのふき取りが不十分では危険です。
国産車なら大抵の車種はワイパーラバーだけで交換できるので早めに交換しておきましょう。
相談できる整備工場を見つけよう
車で困ったことがあったら相談できる整備工場を見つけましょう。
購入したところでいいと思いますが、ご自分にとって入りやすい整備工場が見つかると、カーライフがとっても安心、快適につながります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらいいねをお願いします。