能力開発

【転職】給料が上がる自動車整備士に必要とされる5つの技術とスキル

こんにちは、ツネオキです。

ツネオキ
自動車整備士って聞いてどんなイメージかな?
そうね~、油やなんかで汚れたつなぎで仕事している感じかな?
サラ
ツネオキ
確かに、どうしても整備をすると汚れるからね。
あと、工場が薄暗そう~、なんかゴチャゴチャしてて入りにくいな~。
サラ
ツネオキ
一昔前ならそういう工場もあったかもしれないけど、最近はかなり綺麗な工場がふえてきたよ。

自動車整備士は年々少子化もあり目指す若い人たちが減ってきています。

憧れの職業になる強みも少なく、弱みのほうが多いのかもしれないです。

給料の面でも決して好待遇とは言えない整備士の方々が多いのも現状です。

決して悲観するわけでなく、これからもう一度、スポットのあたる職業にするためにはどうすればいいでしょうか?

 

昔の自動車整備士に対する憧れの眼差しは

車に詳しくてカッコイイ

万が一事故やエンジントラブルの時に、自分で対処できる

とにかく車に関して頼りがいがある

という風に、特にトラブル時にその力を発揮して、周囲の友人や家族から感謝されることも多かったと思います。

一昔前なら、路肩でオーバーヒートしてボンネットから白い煙を出している車がいたりしたものです。

そんな時に自分でボンネット開けて応急処置ができる人はとても輝いて見えたものです。

でも近頃は、あまりそういう風景も見かけないように思います。

故障が少なくなったからいいことなのですが、その分注目を浴びなくなってきました。

 

最近の車は故障が少ない

エンジントラブルなどはまだありますが、以前に比べて減っています。

エンジン自体のサイズ、排気量が小さくなりコンパクトになりました。

どこもかしこも電動化が進み、さらに電子制御の進歩が相まって、かつてのメカニカルな作業が減少しています。

オイル漏れも減っているように感じますし、サイドブレーキも電動化で引きっぱなしで走ってしまうなんていうことも減っていると思います。

 

自動車整備士の仕事はなくなるのか

このまま電子化、電動化の波は収まることはないでしょう。

そうなるとこのまま整備士を続けていて大丈夫だろうか?

と不安に思う整備士の方も多いのではないでしょうか。

給料の面でも、営業マンのようなインセンティブは多くない。

店舗によっては、車検・点検に加えリコール修理や新車の用品取り付けまでします。

ヘトヘトになって家に帰る。そんな毎日では未来に希望が抱けません。

このように、せっかく自動車業界に就職しても、先行きに不安を感じ転職し、

別の業界に行ってしまいます。

結果として業界全体で人材不足になっているというのが現状ではないでしょうか?

人材不足は明らかで、これは業界全体の責任です。

 

では、本当に整備士の仕事はなくなるのでしょうか?

 

答えはNOです。

 

明確な根拠があります。

別の記事でもお伝えしている通り、

日本国内の自動車保有台数は7800万台超です。

この台数が需要を下支えしているということ。

 

もう一つ重要なのは、

バブル経済絶頂期の平成2年の5500万台から30年間、

幾多の経済不況を乗り越え、

今だに保有台数は伸び続けているということ。

 

近年では、レンタカー事業に加えカーシェアリングも盛んになってきました。

国内の新車販売台数が伸び悩むのは、個人のユーザーが一台の車を保有する期間が長くなっているので仕方がありませんでした。

保有期間の延長は、整備士の仕事の増加を意味します。

人が足りていないのです。

ですから、求人募集は多く、以前に比べ給料面、待遇面でも大幅に改善してきていると思います。

 

しかも、個人の所有に関しても、メーカーから新たな取り組みが次々と発表されてきています。

サービス開始当初のサブスクリプションは、ほとんどカーリースの延長にすぎない魅力のないものばかりでした。

しかし現在トヨタが強く推し進めている、KINTOというサブスクリプションは画期的な提案をしています。

自動車保険も個人で加入する必要が無かったり、

レクサスを半年ごとに乗り換える驚きのサービスを展開しています。

KINTOについてはコチラの記事で詳しく解説しています。

車の月額定額サブスクの自動車保険一体型がに注目。トヨタのKINTOを徹底分析

 

このように、市場はいまだに微増ながら成長していると捉えることが出来ます。

個人が働く職業として、選択肢の一つとしてもっと注目されてもいいと思います。

 

国の制度が大幅に刷新された2020年は新しい時代の幕開け

市場が大きく、新型コロナウイルスによる景気後退でも整備士の求人はそれほど減らないでしょう。

それはもう一つの大きな利点、国の法規制で守られているということです。

運転には免許が必要です。車検を受けていないと公道を走ることが出来ません。

この規制を管轄する機関が民営化する可能性はあっても、無くすことは難しいことです。

 

2020年4月からスタートした特定整備認証制度

従来の分解整備という概念に、あらたに電子制御整備が加わり、特定整備と呼び名が変わりました。

新しい法律が生まれると、そこにあらたにビジネスが必ず生まれます。

業界では機会ととらえる企業と脅威と捉える企業とに分かれます。

小規模で高齢の経営者の方で後継者がいない場合は、廃業するかもしれません。

しかし、一方でいち早く設備導入し人材を育てチャンスをものにしようとする企業も多いです。

このような時は、既存の社員でもあらたな研修や技術習得が必要なため、ベテランも若手も横一線になります。

この、ベテランと横一線となっている今は、整備士としての強みを大きく育てるチャンスです。

 

整備士に必要とされる技術は

電子制御装置整備

これは、自動ブレーキシステムや自動運転に関する、センサーやカメラなどの取り外し、取り換え、キャリブレーションなどの作業です。

従来の整備士は、メーカーの修理書を読むのが苦手です。

でもこの作業はしっかりと修理書に沿って作業する必要があります。

当然、診断機を接続して作業するキャリブレーション(業界ではエーミングと呼ばれている)は、慣れればさほど難しくないでしょう。

ですから、あまり経験がない人でも、ここを一点突破で技術を磨き身に付けるだけでも、会社の中で頼りになる存在になれます。

 

故障診断機の活用が得意

現代の整備には、故障診断機が欠かせません。

診断機と呼ばれるコンピューターを車両に接続して作業する機会がこの10年で大幅に増加しています。

すべてはコンピューターが制御しているので、単純に部品を交換して終わりという作業が減りました。

故障診断機を駆使して、トラブルシューティングをし、故障原因を追究していきます。

システムエンジニアと変わりませんね。

昔のように、ラジエターホースが破れたから交換するとか バッテリー交換して終わりでは済まされないのです。

ちなみに最近の車をお乗りであれば、自分でバッテリー交換をするのはお勧めしません。

車好きの個人が自宅でできることは、どんどん減ってきています。

 

ITリテラシーがある

車のコンピューターもWindowsのOSと同じように更新プログラムがあり、

リプロと呼ばれるコンピュータープログラムの書き換えが必要となります。

いずれコネクティッドカーが普及してくれば、自動ダウンロードで更新されるでしょう。

しかしその先の未来は、ドライバーが好みのアプリをインストールし、活用する時代が来るでしょう。

そうなると新たにハード面だけでなく、ソフトウェアの知識が必要になるかもしれません。

いずれ、ツナギが白衣になる時が来るでしょう。

 

問診力がある

これは、今も昔も変わらないと思います。

車を動かしているのはお客様です。そして不具合が出る時も運転している時がほとんどです。

症状を感じ取っているのはドライバーであるお客様です。

見た目でわかる故障が減った分、しっかりと問診することが大切です。

 

私は自動車整備士を車のドクターと呼んでいますが、いいドクターは問診が上手です。

ドキュメンタリー番組などで出てくる名医たちは、徹底して問診します。

患者の言葉を糸口に、病気の根本原因を見つけ出します。

 

ドイツでは、以前からドクターとメカニックが分業と聞きます。

もともと車の整備を個人でする文化がありましたから、メカニックよりドクターの仕事が発展したのでしょう。

個人のユーザーがドクターに料金を支払い問診してもらいます。

ドクターの仕事は必要な整備・修理内容を見立てるところまでです。

その後、部品だけ購入し自前でしてもいいし、その工場のメカニックに依頼しても構いません。

 

このように、しっかりとドクターとして、仕事が確立していると職業としても誇りが持てますし、目指すところがあるのでやりがいもあります。

当然ドクターの給料は、メカニックよりも上がります。

ドイツにはマイスター制度があり、私も取得し持っています。

私が持っているのは、BOSCH社のsystem technicianというものです。

日本にも今後、整備士資格だけでなく、その他の資格制度ができるといいですね。

問診が工場の利益を生み出すと考えれば、ドクターの役割を果たす人材には高い給料が支払われて当然です。

 

新技術への関心が高く、人を育てられる

貪欲に新しい技術を吸収し、身に着ける人材は非常に貴重です。

また大手ディーラーや多店舗展開している企業なら、社内トレーナーとしても活躍の場があるでしょう。

人を育てられる人材こそが最高の人材なのだと思います。

社内で育てる仕組みができれば、未経験者や異業種からも採用することができます。

務める企業にトレーナーの制度があるかどうかより、周りの仲間から頼りにされ慕われるそんなドクターを目指してほしいですね。

そうすれば、結果としてあなたの給料はさらに上がるでしょう。

最後に

テレワークでオンライン営業やオンライン診断という言葉も当たり前の時代になりました。

お客様の故障先から、オンラインで故障問診・診断というのも遠い未来ではありません。

これからの時代は、どのように個人として自分の価値を高められるかが重要です。

「給料が上がる」には理由があります。そして自動車整備士にはそのチャンスがあります。

これからの時代に必要な技術をしっかりと身に付けることで、自動車整備士として差別化をしていきましょう。

そんな志が高い自動車整備士、ドクターが一人でも多く生まれることを楽しみにしています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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